冬にかけて広島県で見られる自然現象は宙に浮く島?七色の雪?渦を巻く湖?

このような質問から、広島で晩秋から冬にかけて見られる、
自然現象を解説していきます。

なぜ、そのような自然現象が発生するのか、
また、冬の広島で見ることのできる幻想的な、
自然の造形美を紹介していきます。


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これから冬にかけて広島で見られる自然現象

 

 

テレビ朝日系列で11月13日に放送された、
『グッド!モーニング』の中で面白いものがありました。

『依田司のお天気検定のコーナー』で下記のような質問が、
出題されました。

「これから冬にかけて広島県で見られる自然現象は?」
1、 宙に浮く島。
2、 七色の雪。
3、 渦を巻く湖。

この3つの中から答えを探すのですが、
答えは1の「宙に浮く島」です。

七色の雪も渦を巻く湖も、広島にはありません。
七色の雪は幻想的で見てみたいものですが、
自然界には存在しません。

宙に浮く島は、もちろん天空の城ラピュタのように
空に島が浮いているわけではありません。

蜃気楼による現象です。
富山湾では春に、
瀬戸内地方では冬にかけて見ることができます。

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蜃気楼といいますと、砂漠でオアシスの幻を見るような、
日本にはあまり縁のない現象のようですが、
日本でも様々な場所で観測することができます。

有名な場所ですと、オホーツク海や琵琶湖周辺で、
観測することができます。

 

 

蜃気楼について

 

 

簡単に蜃気楼について説明します。
蜃気楼は、晩秋から冬、初春にかけて発生しやすくなる、
現象です。

晩秋から冬の時期に、朝方にかけて晴れますと
放射冷却で地上付近が冷えるとことで地上と上空とでは、
温度差が生まれます。

つまり、地上付近は冷たく、上空は温かくなります。
この気象条件が整うと蜃気楼は生まれます。


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人間はモノを見るときは、通常、一直線に進む性質のある
光がモノに反射し、その反射した光が目に入ることで、
人間はモノを認識します。

しかし、通常は一直線にしか進まない光ですが、
光は冷たい空気の方へ進む性質があります。

これは、冷たい空気の方が高密度なので、
光が引っ張られてしまうわけです。
そのため、冷たい空気のある、地上付近のモノが、
見えやすくなるのです。

ただ、人間の脳はこの光の性質を処理しきれませんので、
光が一直線に進んだ場合に見える位置に、
地上の風景が見える錯覚を覚えるのです。

広島の宙に浮く島は、下位蜃気楼と呼ばれる現象で、
前述の蜃気楼とは異なり、瀬戸内海の海水付近の空気が、
海水温により温められ、その上に放射冷却で冷えた空気が
集まり、空に浮いた島を見ることができます。

おもに寒い朝、6時半から7時頃に、瀬戸内海で
宙に浮く島は観測をすることができます。

 

 

広島で見られる蜃気楼以外の自然現象・海霧

 

 

これから冬にかけて広島県で見られる自然現象に、
海霧(うみぎり)というものがあります。

よく晴れた、冷え込んだ日に発生することが多い海霧。
これは、暖かく湿った空気が、冷たい海面と接することで、
霧が生まれます。

北海道や千島列島でも見ることができますが、
瀬戸内海でも観測することができます。

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広島県三原市筆影山・竜王山などが絶好のスポットとして、
海霧を見ることができます。
筆景山の中腹や山頂付近を勧める声が多くあります。

眼下の瀬戸内海の島々、瀬戸内海の海峡を海霧の中、
行きかう船などは非常に幻想的です。

気象条件が整わなければ見ることができませんが、
海霧を見るために、何度もチャレンジをする方もいます。

また、この海霧が広島の街へ流れてくるので、
広島の街の朝霧も幻想的で有名です。

 

 

広島県で見られる自然現象・シモバシラの氷柱

 

 

シモバシラとは、植物の名前で春から秋にかけては、
緑色の葉を持つ植物です。
このシモバシラが、冬になると植物内にある水分が

寒さにより凍結して膨張するときに茎の割れ目から
にじみ出てきて氷柱を作りだします。
これはまるで氷でできた花のように見えるのです。

広島県にある広島市植物公園では、これから冬にかけて、
シモバシラの氷柱を見ることができます。
冬にしか見ることのできない、自然の造形美です。


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