おせち料理の意味由来や歴史は?中身の種類や重箱への詰め方は?

毎年正月になると食べるものと言えば、おせち料理。
日本では古くから食べられており、お祝いの食事として
の意味合いが強い食べ物となっています。

「おせち」という言葉の本来の意味合いとしては、歴上
の節句のことを意味しており、漢字で書くと「御節」と
なっています。


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つまり、季節の節目であり、年の節目であるため、
お祝いをして次の年も豊かな心で過ごせるように、
多くの方が集まって食べることが多いです。

今回は、そんなおせち料理に関して意味や由来、歴史や
中身の種類などを説明していきます。

 

 

おせち料理とは

 

 

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まず、おせち料理とは前述したとおり、正月の節句に
食べるものとして認識されている料理のことです。

節句は日本に5回あり、それぞれ決められた日がある
ため、それらが始まる1月1日におせち料理を食べる
ようになったと言われています。

有名な節句と言えば7月7日の七夕ですよね。
もちろん1月1日も元旦と言って、一年の始まりを
ゆっくりと過ごすという方が多いのですよね!

日本では家族が集まって、正月を過ごすことが多く
なっています。

料理に関しては、その地域によって異なり、中には
意外なものを入れて食べている地域もあります。

その地域の特産品はもちろん、定番の料理なども
入れることによって、お祝いをするというのが
日本古来の正月の楽しみ方なのです。

 

 

意味・由来・歴史

 

 

おせち料理の意味としては、もともと節句を意味して
いると言われています。

こちらも前述していますが、日本には節句というものが
あり、1月1日はその節句の始まりということから、
様々な意味を込めた料理が食べられているのです。

「おせち」という言葉の意味は、漢字にすると「御節」
となり、節句を意味していることが分かります。

言葉自体は「お節供(おせちく)」というものの略で、
年の初めに、その年の豊作を祝って食べるという意味が
あるのが通例ですね。

もともとの歴史としては、武家の祝いの膳だったことも
あり、それに信念を祝う庶民の料理などが合体して
完成したのが現代のおせち料理となっています。

 

 

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また、正月の三が日は誰もが休みたいということで、
主婦を家事から解放するという意味も込めて、保存の
効く食材が使われているという歴史もあります。

確かに、主婦の仕事は休みがないですし、逆に正月は
親戚などが集まることで忙しくなってしまうものです。

少しでもそういった負担を減らすために、保存の利く
食材を取り入れるという話は、なんとも日本らしい
風習なのではないでしょか?

 

 

また、おせち料理は重箱に詰めるのが定番ですよね。
「なんで重箱に詰めるのかな」と思っている方も多い
かも知れません。
実は、これにもしっかりとした意味があります。

もともとは「めでたさ」を重ねるという願いを込めて
いることから、重箱に詰めるようになっているのです。
「重箱を重ねる=めでたさを重ねる」とかけている
ということです。

また、それぞれの段にもしっかりと意味があって、
読み方についても特徴があります。

一段目から三段目までは普通なのですが、四段目に
関しては「与の重」と言われています。

「一の重、二の重、三の重、与の重」という四段構成が
おせち料理にはあります。

その他、三段や五段もあり、基本的には自由です。

四というのは「し」とも読めることもあり、「死」を
連想させてしまうことから「よ」と読める漢字を当てて
いるのです。


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中身の種類

さて、そろそろ中身について知りたいと思っている方も
多いのではないでしょうか。
おせり料理は、中身の種類も入れる段によって異なると
いう特徴があります。

 

~四段の場合~
一の重:祝い肴(黒豆、数の子、ごまめ)
二の重:口取り・酢の物(伊達巻や栗きんとん)
三の重:海の幸(魚や海老の焼き物)
与の重:山の幸(野菜類の煮物)

~三段の場合~
一の重:祝い肴・口取り(黒豆、栗きんとん、かまぼこ)
二の重:酢の物・焼き物(数の子、紅白なます、酢だこ)
三の重:煮物(れんこん、ごぼう)

 

基本的に厳しく決まっているということはないですが、
基本的に入れるものは上記のような感じです。
これに加えて、それぞれの地域の特産品や郷土料理を
入れるという家庭もあります。

それぞれの段に入れるものが決まっているのですが、
ある程度は自由に入れても問題はありません。

ただ、おせち料理に入れる料理にはそれぞれ意味が
あるものもあるので、それらは従来の決まり通り
入れておくのが良いでしょう。

 

 

黒豆:一年中“まめ”に働き健康な生活の意味
数の子:たくさんの卵があり子孫繁栄の意味
ごまめ:五穀豊穣の意味
海老:腰が曲がるまで長寿になる意味
昆布巻き;「よろこぶ」とのごろ合わせの意味
栗きんとん:金団から連想される冨や財産の意味
紅白なます:平和を願う紅白のめでたい意味

 

それぞれおせち料理には欠かせないものなので、今年も
おせち料理を作る場合には入れてみてください。

 

 

重箱への詰め方

 

 

重箱への詰め方に関しては、難しいと思っている方も
多いのが事実です。
しかし、一度作ってしまえば慣れますし、自宅で食べる
ものですから、そこまで忌避する必要はありません。

綺麗に詰めるポイントとしては、全体の構成を考えて、
奥から詰めていくようにしていきましょう。
また、崩れにくいものに関しては先に詰めておくと、
後々入れる時に崩れたりすることが少なくなります。

また、「ばらん」などの区切りを利用することで、
他の料理に味が映ってしまわないようにすることなど
も重要なポイントと言えます。

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汁気があるものに関しては、器を活用するようにし、
他の物に汁気が映ってしまうことを避けましょう。
濡れてしまうと風味が落ちてしまう食べ物もあるので
十分注意する必要がありますね。

その他、魚や海老は頭を左向きに揃えるなど、日本食
としての古来の文化にならうと良いです。
厚みが無いものに関しては、重ねて高さを揃えるなどの
工夫が必要となります。

それぞれの段に何を入れるかわかっていれば、比較的
簡単に詰めていくことができると思います。

なお、おせちの重箱にはそれぞれ仕切りがあるものも
多く、それによって詰め方も変わってきます。

型に関しては、それぞれ特徴があるのでその点も
確認して見て下さい。

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田の字型:重箱を十字に仕切る型
市松型:3×3で9種類の料理を入れられる型
手網型:斜めに仕切る型
七宝型:中央にひし形を作る型
段取り型:重箱に対して横に仕切る型
末広型:中央に一品盛り周りを扇嬢にする型

 

それぞれ型があるので、詰める時には自分なりに考えて
詰めてみると楽しいかもしれません。

 

購入する人が増加

 

近年はおせち料理を手作りではなく、購入する人が増加
しています。
やはり手間がかかるのと、正月は何かと忙しいことも
あり、購入した方が早いという方も多いためです。

また、近年はオードブルなどの料理も登場して、おせち
だけという形式の食事でもなくなってきています。
それらの傾向があることから、購入して気軽に済ませる
という方が多くなっているのです。

また洋風おせちといって、おせち料理自体苦手な人様に
アレンジしたおせちも販売されています。

日本古来の文化なので、いつまでも残って欲しい
ですが、近年は作る人も減ってきています。

決して難しいものではないので、興味がある方は
作ってみてはいかがでしょうか。

一度作り方を知っておけば、来年も再来年も作ることが
できるようになりますよ。

おせち料理は、日本でも重要な文化の一つです。
毎年作るのが大変ということで作る人は減っている
ものの、個人的にはこの文化は残っていて欲しいもの
ですね。


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